MacTex 2016とjsclasses

7月になってようやく MacTeX を2016に更新した.寺田さんの TeX Alchemist Online にインストール方法の親切な解説

MacTeX 2016 のインストール&日本語環境構築法

があるので,それにしたがって作業すれば,インストール,さらに TeXShop の設定までできる.素晴らしい.

さて,設定も終わって自分の TeX ソースファイルをコンパイルしてみると,jsclasses の papersize オプションが効かないのか,ページが切れてしまう.

  • 対策1:hyperref を使っていたので,そのオプションに
    setpagesize=false

    を追加したら解決した.TeX Wiki には papersize オプションとどちらか一方だけでよいと書いてあるけれど,なぜか私の環境では両方必要らしい.

  • 対策2:LyX で書いている原稿の方はそれでもページが切れてしまっていたが,color パッケージを使っていることに気づいたので,そちらにも
    \usepackage[dvipdfmx]{color}

    と dvipdfmx オプションを入れてみたらうまくいった.

プリアンブルは使い回しなので,今までに使ったパッケージがどんどん蓄積されていき,何を使っているのか忘れている.それでこんなときに嵌ってしまうのだが,color パッケージはいつ何のために入れたのやら.

El CapitanでのLyXの画像挿入

2011年の秋導入の Macbook Pro が,4年目を迎えたあたりからちょっと動作が重くなって,ディスクスペースも余裕がなくなってきた.これは危ないと新しい Macbook を購入したが,TeX ソースと出力画面を並べて書ける17インチはもうないらしく,残念ながら15インチになってしまった.

新 OS である El Capitan 発表後十分時間が経っていたおかげで,非常に困難だったという TeX の導入もすでに確実な方法が確立されていて,MacTeX 2015 と LyX がすぐに利用できた.最近はほとんどの仕事を新しい Macbook でこなすようになったが,つい最近,LyX で一昨年に書いた原稿をコンパイルすると

png形式のファイルからeps形式に変換するための情報がありません。

と言われてしまう.png ファイルを eps ファイルに変換する変換子 (converter) を指定しろとのことだが,これまではそんなものを指定しなくてもうまくコンパイルできていた.

続きを読む “El CapitanでのLyXの画像挿入”

LyX の layout ファイルの作り方

学術誌などによって LaTeX スタイルファイルが指定されていることがあるが,それを LyX で使うにはどうするかを調べてみた.必要な情報は LyX の ヘルプ(H)カスタマイズ篇(C)5.3 レイアウトファイルの書式 に書かれていた. 続きを読む “LyX の layout ファイルの作り方”

LyX の検索置換(詳細)ウィンドウ

LyX の操作についての(わりとどうでもよい)メモ.

LyX で原稿を書いていて,うっかり検索・置換(詳細)メニューを選ぶか,ショートカット shift+command+F を押してしまうと,検索・置換(詳細)ウィンドウが表示されてしまう.詳細検索ウィンドウ

このウィンドウの上部がMacのツールバーの下に入っていて,閉じることができずに困ることが多かった.

ウィンドウが邪魔!
 ウィンドウが邪魔!

メニューにも閉じる選択肢はないのだが,単に esc (エスケープ)キーを押すと閉じることができる.以上.

 

LyX 2.1.0 は出たけれど

LyX ver.2.1.0 が出ているようですが,Mac 版はまだアップデートしない方がいいようですね.インストールしてみたところ,例によって属性などのプルダウンメニューが半分しか表示されないようです.

うっかりアップデートしてしまった場合はこちらから LyX ver.2.0.7.1 をダウンロードしてきて再インストールします.

SplitIndex で複数の索引

LaTeX 原稿で索引を作る際には記号索引も作りたいことが多い.そういうときには Makeindex で入力ファイルを調整して対応していたのだが,LyX 2.0 以降では Markus Kohm さんの SplitIndex パッケージが使えるようになったのを機に,こちらに乗り換えてみた.その方法の覚書. 続きを読む “SplitIndex で複数の索引”

MacTeX 2013のインストール

事情があって Macbook Air 11 を初期化したため,今年三度目の MacTeX のインストールをしました.その過程をメモしておきます.インストール手順については奥村先生の TeX wiki に詳しい解説のページがありそれに従いました.毎度のことながら感謝です. 続きを読む “MacTeX 2013のインストール”

LyX の定理環境名の変更

もう数年前に ysykimura さんに教わったことだが,忘れそうなのでメモ.

LyXの定理環境名は言語に応じて訳されているが,Remarkが所見になっていたりと数学業界とは少し違う訳がついている.これを変更するには次のようにすると良い.

  1. LyX アプリケーションを二本指クリックして表示されるメニューからパッケージ内容を表示を選ぶ.
  2. Contents/Resourcesの中にあるlayouttransrationsというファイルをエディタで開く.
  3. その中の679行目から始まる Translation ja の中の訳語を適宜変更する.私は以下のように変更したものを使っている.
    • “Conjecture” “推論” → “Conjecture” “予想”
    • “Criterion” “基準” → “Criterion” “判定律”
    • “Notation” “記法” → “Notation” “記号”
    • “Question” “問題” → “Question” “問” (“Problem” “問題”とかぶっているため)
    • “Remark” “所見” → “Remark” “注意”

毎回 LyX を更新するたびに書き換えるのは面倒なので,更新の際には layouttranslation を残しておいて新しい LyX に入っているものをそれで差し替えている.

MacTeX で LyX を使う

Mac TeX で整備した日本語 TeX 環境で LyX をインストールして使う方法をメモしておきます.より正確には MacTeX で TeX 環境を整備するのように TeX 環境を整備した状態を想定しています.

LyX については ysykimura さんのページ LyX (1)LyX (2)も参考になりました.

2014年11月19日,LyX 2.1.2.2 を導入したのを機に行数などを若干修正しました.

LyXのインストール

LyX のダウンロードページから Mac OSX バイナリの最新版をダウンロードしてきます.この時点では LyX-2.0.3+qt4-carbon.dmg でした.インストールはアプリケーションフォルダにコピーするだけです.私は Mac TeX でさまざまな TeX アプリケーションがインストールされている

/Applications/TeX

に置きました.以下ではこの状況で話を進めます.

続きを読む “MacTeX で LyX を使う”